パルシステム千葉と地域ネットワークの連携
地域の子育てを応援し、お年寄りを見守り、災害からくらしを守る――“安全・安心”を千葉に広げていくために、パルシステム千葉は地域のさまざまなネットワークと連携して、”くらし”の課題解決に取り組んでいます。
パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金
環境や福祉など、さまざまな問題解決に意欲的に取り組んでいる地域のNPO等を資金面で支援し、協働の地域社会づくりをめざす目的で運営しています。
パルシステムの被災地復興支援
2019年9月と10月に台風災害に遭われた組合員を対象に、お見舞メッセージとフリーズドライスープ5,500名分の配布を行ったほか、フードバンクちばを通して南房総市へ食材提供、千葉県ボランティアセンターへ飲料・お菓子の支援物資を行いました。また、館山市からの要請を受けて、台風により被災した学校給食センターへ給食用食品を無償提供しました。
災害時における地域との連携
パルシステム千葉は、各自治体と災害時における生活物資の供給などに関する協定を結んでいます。(船橋市・野田市・柏市・流山市・松戸市)災害発生時は、協定に基づき自治体からの要請に対して救援物資調達や物資搬送を行います。また、災害等もしもの際に備え船橋市と防災MCA無線機器などの設置のほか、九都県市で開催される合同防災訓練などにも参加しています。
地域や行政との連携
地域住民や行政と連携して介護予防体操や多世代交流を実施しています。また、子育て世代の支援として、夏休み等を利用し、地域に暮らす小学生の居場所作りを目的とした学習支援プログラムなども実施しています。*新型コロナウイルス感染症拡大状況によっては、開催を中止しています。
子ども110番
県内生協とともに「子ども110番」の取り組みを通じて地域の見守り活動を行っています。事業所や車両にステッカーを貼り、子どもや高齢者が安心して暮らせる地域社会づくりに貢献します。
見守り活動
配送エリア全域52行政と見守り活動に関する協定を締結しています。定期的に商品をお届けする中で「ポストに郵便物や新聞がたまったままになっている」「配達した商品がそのまま残っている」などの異変を感じた際に、市の窓口に状況を伝えるなどの役割を担います。
ちばSSKプロジェクト
千葉県は、今後急速に高齢化が進むと予想されています。そこで、県では県民一人ひとりが具体的な行動を起こすきっかけづくりとなるよう、「ちばSSK(しない・させない・孤立化)プロジェクト」として、県民フォーラムやDVD制作、街頭PRなどの啓発事業を実施しています。パルシステム千葉では、取り組みの啓発や、業務を通じた高齢者の見守り、認知症に関するイベントなどへの参加、地域活動・コミュニティビジネスなどに取り組む高齢者の支援などを担います。