【2023年度】パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金 交付団体 vol.1「長生郡市MamaNet」の活動を紹介します!
【事業名】交流支援・連携支援事業
▼こうして助成金を活用しました!
0~3歳児向けの親子企画と、小学生までの子育て世帯向け大型イベントにかかる会場費、講師料、広報費用などに充てます。
パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金 地域の諸課題に市民事業・活動として取り組む団体を資金や広報の面で支援するために、パルシステム千葉が2001年度から設置しています。 |
『長生郡市ママベビキッズフェスタ』子ども服の交換会
子育てにはコミュニティと情報の発信・共有が重要
引っ越してきてすぐに第一子を出産した代表が、知り合いも情報も不足する中で産後鬱になり、子育てには「コミュニティ」と「情報の発信・共有」が重要だということを痛感しました。そこで同じ悩みを抱えた母親たちと子育てサークルを立ち上げたことをきっかけに、任意団体「長生郡市MamaNet」として活動を開始しました。
長生郡市と呼ばれる1市6町村(茂原市、長生郡一宮町・長生村・白子町・睦沢町・長南町・長柄町)は、医療・教育機関や商業施設などの生活資源を共有・補完し合っており、いわば1つの生活圏です。市町村の垣根を越えて、産後・子育てにおける孤独育児をなくし、長生郡市全体で子育てがしやすい地域になることをめざして、子育て支援に関する情報発信やイベント、講座などを開催しています。
フリーペーパーから「子育て情報サイト」開設へ
未就園児の子育て情報を中心としたフリーペーパーを2015年に創刊し、SNSでの発信も同時にスタート。発行を重ねるごとに自治体や民間団体、スポンサー企業とのネットワークが広がり、2017年には来場者300名規模の『長生郡市ママベビキッズフェスタ』を開催するまでになりました。
コロナ禍における行動制限が厳しくなる中、NPO法人化を進め、情報発信もホームページやSNSでの発信へと軸をうつすとともに、未就学児までだった支援対象を小学生まで拡大しました。2022年10月に本格稼働した「長生郡市子育て情報サイトMamaNet」は、7市町村の子育て情報を網羅。相談窓口や情報交換の掲示板も設けられており、子育てに必要な情報を見つけやすいと好評で、転入者や公的支援を探している方にも喜ばれています。
身近な講座も、大型イベントも、それぞれの楽しみが
各市町村のコミュニティセンターなどで、未就園児の親子が対象のコミュニティイベントを開催しており、2023年度は手足形アート制作会やベビーマッサージ、親子バランスボールなどが予定されています。
日ごろ子育てに追われているお母さん同士の交流も大切な時間です。産後ケアの講座をZoomで開催し、小さいお子さんがいて外出が難しいお母さんに感謝されたこともあります。
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知育体験会
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親子バランスボール教室
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寝相・お座りアート撮影会
3~6歳向けのイベントでは、使われなくなった屋外プールを借りて壁面に紙を貼り自由に絵を描いたり、船を作ってプールに浮かべたり、普段はできない大胆なアート作品作りが好評でした。また、昨年はコロナ禍で見送っていた大型イベント「ママベビキッズフェスタ」を4年振りに開催し、長生郡市はもちろん、近隣からの参加者も多く、子ども服の交換会やワークショップで賑わいました。大型イベントならではの出会いや交流があり、2023年度も10月の開催に向けて準備を進めています。
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アートイベント
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『長生郡市ママベビキッズフェスタ』2022年
「子育て から まちそだて」
コロナ渦を経て、情報やコミュニティのあり方の更新が必要だと感じています。災害時にも子育て世代のニーズに対応できるようにしていきたいし、空き家問題、移住促進など子育て世帯の声を活かした地域課題の解決にも寄与していきたいと思います。
これからも「子育て から まちそだて」をビジョンに掲げ、子育てがしやすい地域づくりをめざして、長生郡市に特化した情報発信やイベントを開催していきます。お気軽にお声がけください。
お問い合わせ先
特定非営利活動法人 長生郡市 MamaNet(ママネット)
所在地:千葉県長生郡長生村信友1800-45
TEL:090-9019-5234
メール info@choseigunshi-mamanet.com
ホームページ:http://choseigunshi-mamanet.com