【2023年度】パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金 交付団体 vol.7「てらこやちば」の活動を紹介します!
【事業名】てらこやちば夏合宿・キャンプ2023
▼こうして助成金を活用しました!
夏合宿2023のキャンプ用品の購入(テント、その他)や、学生ボランティアへの交通費補助に充てました。
パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金 地域の諸課題に市民事業・活動として取り組む団体を資金や広報の面で支援するために、パルシステム千葉が2001年度から設置しています。 |
こども・若者・大人の3世代が共に学び、共に成長する「地域共育」活動
私たち「てらこやちば」では、千葉市中央区を拠点に地域の大学生たちが運営の中心となって、主に小学生を対象に「全力で遊び、全力で学ぶ」、そんな活動を続けています。2011年に千葉青年会議所のサポートのもと団体を設立。こども・若者・大人の3世代が共に学び、共に成長する「地域共育」の実現をめざしています。
主に小学生~高校生を対象に、学生が事業の企画・運営を担当
大人が思っている以上に子どもは周囲に気をつかい、家庭や学校で自分の「役割」を演じています。子どもがその「役割」から解放されて、のびのびと成長していけるように、子どもと年齢が近い大学生が主体となって運営しています。
その中心となっているのが「てらこやハウス(てらハ)」という子どもの居場所づくりで、毎週月・木の放課後に子どもと学生が集まって活動しています。
中高生向けには勉強とあそびを両方取り入れた「放課後てらハ」を毎週月・木の放課後に運営しています。年齢の近い大学生だからこそ、楽しく、そして真剣に話し合えるスペースです。
また、市内の畑を借りて農業体験企画「てらちばたけ」も展開しています。鍬(すき)を使って畝(うね)を立てるなど、本格的に耕作地づくりから取り組んでいます。スタッフの大学生も初めての経験で、子どもたちといっしょに土に触れる楽しさを味わっています。畑の世話のために家族旅行の予定を変更するほど熱心な参加者もいます。
大自然の中で、こどもと学生が2泊3日の共同生活
8月には大多喜県民の森キャンプ場で、てらこやちばのメインイベントとも言える「夏合宿」を開催しました。3月から準備を始め、企画や組織づくりから自分たちで案を出して進めました。直前には、泊まり込みで合宿の準備に取り組むボランティアもいたくらいです。
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8月には大多喜県民の森キャンプ場で、てらこやちばのメインイベントともいえる「夏合宿」を開催しました。3月から準備を始め、企画や組織づくりから自分たちで案を出して進めました。直前には、泊まり込みで合宿の準備に取り組むボランティアもいたくらいです。
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ボランティア学生約30名と子ども約20名が、ここを巣立った先輩や大人の協力でキャンプするのですが、保護者の付き添いはないので、子どもたちは自主的に活動してたくましく成長します。中高生になった子どもの中には、子どもスタッフとして活躍する者もいて、最終日には「まだ帰りたくない」という声も聞こえてきました。ボランテイアのやりがいを感じる瞬間です。
先輩の姿を見て後継者が育つ好循環
現役学生のボランティアが卒業しても、後輩が「先輩のような活動をしたい」と言って引き継いでくれています。学生たちも楽しみながら子どもと触れ合っているので、その姿にあこがれる後輩・子どもが多く、団体設立当初は小学生の参加者だった子が、今では学生ボランティアとして参加するという循環が生まれています。
ところが約100名いた大学生ボランティアが、コロナ禍の影響で20名程度までに減ってしまいました。少しずつ活動を再開させていくとともに、神田外語大学ボランティアセンターをはじめ近隣の大学と連携して、再び学生ボランティアを増やしていきたいです。
コロナ禍を乗り越えて活動再開!いっしょに活動していただける仲間を募集しています!
「あなたの居場所がここにある。」をキャッチフレーズにして、誰もが主体的に輝ける居場所づくりをめざしています。コロナの影響で団体のメンバーが一時期減ってしまいましたが、なんとか持ち直して、今、活動を再開しています。
これからもさまざまな形で、地域の皆さまとつながり支えられながら活動を続けていきたいと考えています。Instagramなどでも情報を発信していますので、ぜひフォローしてください!
お問い合わせ先
てらこやちば
所在地:千葉県千葉市中央区中央2-6-3 FCビル8階
メール info.terakoyachiba@gmail.com
ホームページ http://terakoyachiba.web.fc2.com/