第18回 産直だより女性生産者交流会
パルシステム千葉産直担当です!
「知ったらもっと好きになる!パルシステムの産直」を紹介します。
今回は12月1日に開催した「女性生産者交流会」の様子をレポートします♪
女性生産者交流会
女性生産者交流会とは隔年で開催するパルシステムグループの交流会です。産直産地を支える女性生産者が各地から訪れ総会を開催。翌日にはパルシステムグループ各地に分かれ、交流会に参加します。今年度パルシステム千葉の交流会に参加してくれたのは「佐原農産物供給センター」「サンドファーム旭」「長有研」の3産地4名の生産者でした。
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佐原農産物供給センター 根本さん
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サンドファーム旭 金谷さん
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長有研 馬場さん(左)と西田さん(右)
佐原農産物供給センター
佐原農産物供給センターは千葉県香取市の産直産地です。生産者たちは、大地そのものが秘めている「育む力」をなにより大切にしつつ、パルシステムの農薬削減目標などをさらに発展させた厳しい安全基準を自らに課し、栽培に励んでいます。
※詳細はこちら ⇒ 佐原農産物供給センター
佐原農産物供給センターから参加してくれたのは「根本さん」。主に「さつまいも」を栽培しています。そして、個人でも女性生産者3名で「いっぷく堂」を設立しました。農家・主婦・社長業と忙しい日々を送っている生産者です。
そんな根本さんのお話はとても興味深く、干し芋の作り方から苦労話までいろいろなお話をしてくれました。佐原は地域的に風が強く、自然災害の苦労もあるとのこと。女性部「農め~くくらぶ」も高齢化とともに活動人数が減っているとのお話もありました。現在は今いるメンバーでできる限りの活動をしていくそうです。
交流会の後で根本さんは「いつも以上におしゃべりした」と話していました。
佐原農産物供給センター 根本さん
サンドファーム旭
サンドファーム旭は千葉県旭市の産直産地です。地域循環型農業を基本にして農家の自立をめざすことが環境保全につながると考えています。施設野菜(ハウス栽培)が中心で、減農薬栽培に取り組んでいます。土壌は砂土で「サンドファーム」という産地名の由来になっています。主な生産物はミニトマト・きゅうり・キャベツなどです。
※詳細はこちら ⇒ サンドファーム旭
サンドファーム旭から参加してくれたのは代表のおつれあいの「金谷さん」。交流会は初めてと最初は緊張されていましたが、だんだん会話も盛り上がっていろいろなお話を聞かせてくれました。サンドファーム旭の名前の由来や、野菜との暮らし方、すべての野菜をおいしく食べるための下準備など、参加者からは「目からウロコ!」との声もありました。
トマトのパック詰めや今夏の気温上昇での苦労などもお話ししてくれました。猛暑で大玉トマトが大きくならなかったり、暑さで全滅してしまったハウスもあったそうです。天候・気温次第で生育速度が変わるため、収穫予定を立てるのも難しいとの悩みの声も。
サンドファーム旭 金谷さん
同じテーブルの参加者からは「安全・安心に生産されているのだから、見栄えが悪くても味が良ければ買いたい」との意見があり、同席された方も同意していました。「つくる人」「食べる人」がまた身近に感じられたお話でした。また、畑や田んぼの作業をいっしょにやってくれる次男(9歳)がコンバインに乗っている写真を見せてくれました。跡取り候補として産直交流でもお手伝いをしてくれる子です。頼もしいですね!
長有研
長有研は「長崎県有機農業研究会」として化学合成農薬無散布及び削減、ボカシ肥料を中心とした無化学肥料栽培、そしてJAS認証有機栽培と、できるだけ自然環境を汚さず、地域に生きるさまざまな生物とも共存できる農業を追求しています。
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長有研 西田さん
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長有研 馬場さん
長有研から参加してくれたのは「西田さん」「馬場さん」のお二人です。お二人はじゃがいも・玉ねぎを生産されています。現在長崎県では玉ねぎの定植作業中とのこと。千葉県と比べると数カ月、作業内容に差が出ます。棚田の畑や温暖な気候など、千葉と比べると種まきや収穫の時期が違います。
そんな中で、農業と私生活の両立の大変さ、女性ならでは苦労話などもお話しされました。棚田は生育環境としてはとても良いのですが、移動の苦労や、大きい機械を入れることができず作業も大変なのだそうです。他にも島原の海、イルカが見られること、棚田百景にも推奨されるすばらしい景色など聞かせていただき、「長崎へ行きたくなった」という参加者が多くいました。
豪華!産直具材でおにぎらず
昼食はみんなで作るおにぎらず!豪華な食材に歓声があがりました。
ちば緑耕舎のこしひかりに、千葉のこめ豚のしゃぶしゃぶ、米沢郷鶏もも肉の照り焼き、野付のほたて、大隅産うなぎ、すすき牧場牛と佐原農産物供給センターのごぼうでしぐれ煮、サンドファーム旭のサラダ、他にも産直具材をたくさん並べて、何を具に入れるかみんな笑顔で悩んでいました。デザートには長有研のみかん、佐原農産物供給センターのさつまいもの甘露煮も!お腹いっぱい満足なランチになりました。
産地おすすめレシピ
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千葉のこめ豚のしゃぶしゃぶ
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牛肉とごぼうのしぐれ煮
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他にも産直具材がたくさん!
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全部はさみたくて悩みます
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デザートはさつまいもの甘露煮
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お腹もいっぱい大満足
開催後の声
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初めてこんなに大人数のイベントに参加しました。初対面にも関わらず盛り上がりとっても楽しかったです。女性の生産者さんとの交流会とっても満足度が高いです。またの開催をお待ちしています。
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生産者さんの声を生で伺うのは大変貴重な体験で、今後は皆さんのお顔を思い浮かべてお野菜をいただけます。お体に気をつけて前向きに続けてくださるとうれしいです。
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じっくりと生産者さんの日常の苦労や野菜の育て方、食べ方などを聞かせていただき、生産物の背景をイメージしながら充実したひとときでした。
楽しかった、よかった、また参加したいと多くの好評の声をいただきました。また、生産者の皆さんからも「楽しかった」「来てよかった」「産地のことを知ってもらえてうれしかった」とお声がけいただきました。女性生産者が交流に参加することはまだまだ少なく、この交流会はとても良い機会となりました。同じ主婦目線でのお話やアドバイスなども飛び交い、和やかで明るい雰囲気で楽しい時間となりました。
おみやげには、長有研のみかん1袋と、根本さんの『いっぷく堂の干し芋』、組合員開発商品『産直大葉ドレッシング』を渡しました。最後まで笑顔のあふれる交流会でした。
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【人参パンケーキ】佐原農産物供給センター
お砂糖を入れないお食事パンです。お好みではちみつメープルシロップをかけて♪
材 料:人参100g、たまご1個
ホットケーキミックス100g- 人参をすりおろし、たまごを加えよく混ぜる。
- ホットケーキミックスを加え、さっくりと混ぜる。
- フライパンで、弱火で両面焼く。※こげやすいので注意
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【きゅうりと豚肉の炒め物】サンドファーム旭
材 料:きゅうり2本、豚肉こま切れ150g
しょうがみじん切り1かけ、片栗粉適量
調味料:酒大さじ1/2、塩こしょう少々
ごま油大さじ1/2、オイスターソース大さじ1- きゅうりを太めの千切りにする。
- 食べやすい大きさに切った豚肉に酒・片栗粉・塩こしょうを揉みこむ
- フライパンにごま油を熱して、しょうがと2.を強めの中火で炒める。
- 肉の色が変わったら1.を入れて軽く炒める。
- オイスターソースを加え、塩こしょうで味をととのえる。
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【じゃがいものコロッケ】長有研
ふかしたじゃがいもを刻み、炒めた玉ねぎと人参を混ぜて、 しょうゆ・砂糖・塩こしょうで味付けして、揚げます。甘じょっぱくて西田家では大好評です。 -
【肉じゃがのフライドポテト】長有研
肉じゃがの残ったじゃがいもの汁気を切って、小麦粉をまぶして揚げるだけ。アクセントに黒ごまを振ってもおいしいです。
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組合員・産直・コミュニティ活動推進部 産直担当
メール palchiba-kikaku@pal.or.jp