~消費者(組合員)が栽培・生産方法、安全性を直接確認~産直産地「農事組合法人和郷園」で 公開確認会を開催しました
生活協同組合パルシステム千葉(本部:千葉県船橋市本町、理事長:髙橋由美子)、2月22日(木)に、パルシステムの産直産地「農事組合法人和郷園」(千葉県香取市)の「エコ・ほうれん草」を監査品目として公開確認会(※1)を開催しました。
和郷園の生産者と監査人をはじめ、一般参加の組合員と近郊産地の生産者、他都県のパルシステム生協役職員など総勢81名の参加がありました。和郷園のプレゼンテーションがあり、続けて「エコ・ほうれん草」の圃場にて監査を実施、また冷凍野菜工場(和郷園関連会社の株式会社和郷が所有)の視察を行いました。
産地の栽培・基準・管理などについて説明を受け、産地の実践内容を確認しました。監査人や一般参加の組合員からは、和郷園ではGAP(※2)の考え方を導入して、18の農場でJGAP(※3)認証を取得していることに、高い関心が寄せられました。
パルシステム千葉では引き続き、県内産地を中心とした産直交流イベントを予定しており、交流を通じて組合員に食の安全・安心を伝える取り組みを進めてまいります。
※1公開確認会…消費者である組合員や他の産地の生産者、地域の農業の専門家などが産地に赴き、農産物の栽培・生産方法や安全性への取り組みを直接確認する、パルシステム独自の二者認証による食の安全の取り組み。「自分の口に入るものはまず自分の目で確かめたい」という組合員の声を受け、1999年にスタート。圃場の視察、栽培の記録や帳票類の確認、栽培のこだわりなど、生産者の日ごろの努力を客観的に評価する仕組みで、組合員と生産者が顔を合わせ、報告・評価することで信頼関係を構築するとともに、産地のレベルアップにもつながっています。
※2 GAP…農産物(食品)の安全を確保し、より良い農業経営を実現するために、農業生産において、食品安全だけでなく、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組みです。
※3 JGAP…食品安全・労働安全・環境保全・人権福祉など持続可能な農場経営への取り組みに関し、日本の標準的な農場にとって必要十分な内容を網羅した基準です。
▲農事組合法人和郷園 木内代表
▲圃場監査の様子
▲冷凍野菜工場視察の様子
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組合員総数:26.5万人(2023年3月末) 総事業高:355億円(2023年3月末)