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【2024年度】パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金 交付団体 vol.4「プレーパーク船橋」の活動を紹介します!

【事業名】プレーパーク船橋

▼こうして助成金を活用しました!

プレーパークで使う道具や安全管理の費用に充てました。

 

パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金
地域の諸課題に市民事業・活動として取り組む団体を資金や広報の面で支援するために、パルシステム千葉が2001年度から設置しています。

 

 

山や川など自然に恵まれた徳島県から、千葉県の船橋市に転居してきました。子育てを続けるなかで、公園や保育園などの施設は整っている一方で「禁止事項」も多く、子どもが野外でのびのびと活動できる場所が少ないと感じました。禁止事項はなるべくなくして、やってみたいことに自分のペースで自由に挑戦できる場を、そして地域の人たちとゆるやかな繋がりを保ちつつ、誰でも分け隔てなくみんなで子育てできる場をつくりたいと思いました。市川のプレーパークに参加したことも大きな刺激となり、ママ友数人と相談して地元で活動を始めました。引っ越しなどで入れ替わりはありますが、現在は運営メンバー3名、サポーター十数名で活動しています。

 

 

 

子どもたちが自然に触れながら自由に遊べる場

プレーパークは自分たちが住んでいる近隣で開催しています。子どもたちだけで行ける範囲にあって、地域の誰でもが過ごせる環境にしたかったからです。拠点としている長津川親水公園では、毎月第3日曜日に開催しています。ここは小山や川があって自然環境に恵まれており、ザリガニなどの生物とのふれあいや水遊びができます。

 

夏場は熱中症対策として15時からの開催にしました。開催前の暑い時間に準備するのは大変でしたが、夕方になり心地よい風が吹いてきて、自然の恵みを感じられました。

 

 

 

 

 

また不定期ですが、児童ホームが休みの月曜日の午前中に「プチプレーパーク」も開催しています。参加のしやすさにも配慮しつつ、小さな子どもや学校に行っていない子たちの参加が中心です。

 

キャンプ場では非日常の体験も

それとは対照的に、年数回、市内キャンプ場で開催するときは火起こしやお泊りなど、普段では味わえない体験をすることもできます。それぞれの開催場所の特徴を生かした遊びがどんどん広がっていきます。

 

自由な遊びがもたらす解放感と連帯感

 

 

 

野外活動の自由さが後押しして、初めての子もいつも来ている子も「遊び」を通してすぐに仲良くなります。参加した大人からも、「子どもが夢中になって遊んでいる姿を見てうれしかった」「親には思いつかない遊び方があって、発見につながった」「自由に楽しめる場所があるのは尊い」「自然が一番の学びの場」といった感想が寄せられています。

 

ボランテイアで来ている中高生も、野外の開放的な環境で心から楽しんでいる様子です。開催後は参加者もいっしょに片づけを手伝って、スタッフと分け隔てなく活動しています。

 

 

 

 

 

 

他団体との連携で活動に広がりも

子育てメッセなどのイベントに出ることで、他団体とのつながりが増えています。協力してクリスマス会を開くなど、相互にできることを依頼しあって活動の幅を広げたり、地域ごとのプレーパークの連携が進んだりしています。また、パルシステムの「自主的活動グループ」に登録して広報にご協力いただいたり、「広がる企画」で救急救命講習会などを開催したりすることもあります。

 

活動が多岐にわたって広がるにつれ、事務的なこともできる常駐の運営スタッフが、もう少し増えてくれるとうれしいです。

 

 

また、大きな課題としてはプレーパークで使う道具が多くて、しかもかさばるので保管や運搬が大変なことです。公園を管理する市と話し合い、公園に保管用の倉庫の設置を依頼しています。

 

プレーパークは子どもたちが歩いていける範囲に、地域ごとにあるのが理想です。皆さんもお近くでトライしてみてください。私たちはプレーパークの先輩に「悩んでないで、まず始めちゃえばいいんだよ」と背中を押され、多くの仲間たちに励まされながら今に至っています。関心のある方は、ぜひ私たちの活動を見に来てください。お待ちしております!

お問い合わせ先

プレーパーク船橋

所在地:千葉県船橋市
インスタグラム https://www.instagram.com/playparkfunabashi/
メール funabashi.playpark@gmail.com