第14回 産直だより<出荷作業潜入!>
パルシステム千葉産直担当です!
「知ったらもっと好きになる!パルシステムの産直」を紹介します。
パルグリーンファームは野田市の遊休農地を活用し、農薬や化学肥料に頼らず、土づくりにこだることでビタミン・ミネラル分の多い野菜づくりにチャレンジしています。栽培基準は、パルシステムの「エコ・チャレンジ」以上。作られた野菜は「直営農場とれたて便」として葉物野菜を中心に毎週2品目をお届けしています。利用組合員からは、「おいしくて新鮮な野菜が届く」「品目が年々増えてきて毎週楽しみにしている」と好評の声をいただいています。
そんなパルグリーンファームで出荷作業のお手伝いに行ってきました。
お手伝いしたその日の出荷品目は「ピーマン」「小松菜」「チンゲン菜」「空心菜」でした。
ピーマンは収穫してから一つずつタオルでふき、虫食いや傷みがないかチェックします。もちろん収穫時にもチェックをしますが、袋詰め直前にもう一度丁寧にチェックをします。きれいになったピーマンの重さを計り、袋に入れて封をします。ひたすらピーマンを磨き、計り、袋詰めをしました。その日のピーマンは600袋ほど。すべて手作業で行われ、お手伝いしながら、毎日大変な作業が行われていることに、改めて驚きました。
小松菜はハウスから収穫してくると、まず水で土を流します。計量しながら、折れた外葉や汚れを取り、新聞紙で包みます。ビニール袋やパルシステムのカタログも試したそうですが、葉物野菜は新聞紙が一番よいとのことで、職員や産直サポーターなどから新聞紙を募り、使っています。半分に切った新聞紙に計量した小松菜を置き、くるくるっと包みます。職員やパートの方たちの手の早さに驚きました。私は計量を手伝ったのですが、計る先から包まれ、焦ってしまうほどのスピードでした。
組合員に届くのは毎週2品目で、組み合わせは作物の生育状況をみながら決まります。センターごとに出荷品目が違うこともあります。毎週何が届くのか楽しみです♪
包装された野菜2品と「とれたて便通信」を袋詰めし、センターごとに「とれたて便」の数を仕分けていきます。仕分けが終わるとその日のうちにセットセンターへ搬入、そして次の日には組合員宅に届くのです。出荷は朝の収穫から夕方のセットセンター搬入まで怒涛の作業です。栽培基準にこだわった野菜作り、草とり、畑の整備など、日々の作業に取り組みながら出荷も行っているパルグリーンファームの職員には脱帽です。
1日お手伝いしてみて、いかに大事に育て、丁寧に出荷されているかが良くわかりました。農場長は組合員に「おいしい野菜を届けたい」と頑張っています。今年で10周年を迎えたパルグリーンファームは、農場長とともに年々パワーアップしていることを実感しました。
パルグリーンファームでは「グリーン収穫祭」「じゃがいも収穫」「秋の味覚・さつまいも収穫」など、多くの産直交流を開催しています。実際に畑をのぞきに来てください!
パルグリーンファームのお野菜を使った産直レシピ♪
【小松菜の蒸しケーキ】
~シンプルだから飽きがこない~
【材料】
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小松菜 100g
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ホットケーキミックス 200g
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【A】 卵 2個、砂糖 大さじ2、菜種油 大さじ1
【作り方】
- 小松菜はよく洗ってざく切りにする。小松菜とAの材料をミキサーにかける。
- ホットケーキミックスを加えてざっくりと混ぜ合わせる。
- 蒸し器にセットして強火で20分ほど蒸す。
※産直だよりの感想やご意見もお待ちしております。 産直交流課:palchiba-kikaku@pal.or.jp