秋田南部圏・食と農推進協議会
産地情報 | 秋田県 横手市・湯沢市・羽後町周辺 |
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「秋田南部圏・食と農推進協議会」は、JA秋田ふるさと、JAこまち、雄勝りんご生産同志会の3団体を中心に横手市、湯沢市、羽後町、パルシステム千葉、パルシステム東京、パルシステム連合会の9団体で構成されています。
JAこまち
「JAこまち」は、平安時代の歌人で紀世の美女とされる「小野小町」のふるさと。秋田県の南端に位置し、県内でも有数の豪雪地帯です。栗駒山系から流れ出るきれいで豊かな水資源が作り出す土壌がおいしいお米を育てます。稲作、畜産が盛んな地域です。収穫後の稲わらは牛の飼料に利用するなど「自然のリサイクル」に力を入れた地域持続型農業を実施しています。
JA秋田ふるさと
秋田県南部の内陸部に広がる横手盆地の中央部に位置します。東はりんごを中心とする樹園地、中央から西部にかけては奥羽山脈系を水源とする肥沃な耕地が展開する県内随一の複合農業地帯です。資源循環型の農業を行っています。
雄勝りんご生産同志会
豪雪地帯でありながら大陸性気候に近く、昼夜の温度差が大きいなどの地域特性を活かし、80年以上も前からりんごの栽培が行われてきました。現在、晩生種の「ふじ」を中心に、十数種のりんご栽培をしています。安心して食べられるりんご作りのために、減農薬を実践。農薬散布は同県の一般指導の1/2。除草剤も使いません。
「組合員交流」・農村と都市との結びつき
「主食として毎日食べるものだから、お米をどんな場所でどんな人が作っているのか知りたい」という消費者の希望と「生産現場を実際に見てもらい、理解を求めたい」産地の思いが重なり、まだ新幹線がなく夜行の寝台列車を使う時代から秋田南部圏とパルシステムの交流は始まりました。
現在は新幹線を利用した春の「田植え・山菜摘み」、秋の「稲刈り・りんご狩り」体験という形で年に2回の交流を実施しています。昔も今も秋田の自然、田んぼの広さや山の上のりんご園での景色、そして産地の皆さんの温かさは変わりません。組合員との交流は、商品の取引だけに終わらせず、生産者と消費者を結ぶ大きな役割を担っています。
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生産者の想いと努力の伝わる、パルシステム独自の商品も定期的にご紹介しています。
エコ・秋田あきたこまち
エコ・りんご
出来るだけ使わない「エコ・りんご」の栽培は近年の異常気象のなか、ますます難しくなっています。それでも、組合員の声に応えたいと産地では「チャレンジ」を続けています。
籾発芽玄米
炊き上がりがやわらかで、あま味やプチプチ感、香りなどおいしさも格別です。
雄勝りんごジュース
酸化防止剤を使用せずりんごそのままの自然の甘さが自慢です。