菜の花エッグ
産地情報 | 千葉県君津市山滝野1121 |
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産地概要
パルシステム「産直たまご」の生産地のひとつ。房総半島のほぼ中央部、上総の兵陵地で昭和39年からたまごを生産し、現在は3人の養鶏農家とともに菜の花エッグを結成しています。「消費者と直接結びつくことによって自分たちの作った卵の品質を常時チェックし改良に努めること、これなくして生産者としての未来は無い」と考えた養鶏家たちが、親鶏の育成からたまごの出荷まで自らの責任で行う会社を立ち上げました。めざすところは共同の育雛場を基礎とし、指定配合飼料を統一し、安全、良質で新鮮な鶏卵を定時定量生産し、安定した供給をすることです。「安全・安心でおいしいたまご」を求める消費者=生協組合員と出会い、どこにもない高品質のたまごを届けるため、日夜努力しています。
たまごの生産から製品まで
菜の花エッグでは、個々の農家が生産したたまごをただ出荷するのではなく、たまごの生産・パッキング・配送までを一貫生産するシステムを構築しました。
鶏卵生産メーカーではありますが、“もの”を売るだけでなく、たまごを通して、様々な「楽しさ」を提供することに取り組んでいます。
たまごを作ることへの想い
「たまご」は食品なので、品質・衛生管理をきちんとしていくことは当然ですが、「たまご」を食べることによって健康になり、美味しさを感じてもらうことをテーマに掲げています。
たまごを産む親鶏の健康を第一に、卵のおいしさを追求しています。鶏に与える餌は指定された原料を使用し、 配合された飼料は安全性を徹底しています。鶏舎には太陽の光と自然の風を取り入れ、できるだけ自然に近い形で飼育することで、親鶏にストレスがかからないようにしています。自然環境の影響を受けやすく、手間や時間はかかりますが、安全でおいしいたまごを作るために日々努力しています。愛情をかけ、丁寧に育った鶏のたまごで、世の中に笑顔と幸せを運びたい、そんな想いを込めて菜の花エッグは商品づくりを行っています。
たまごは"完全栄養食"
「たまご」って本当に素晴らしい食材だと思いませんか? まず、冷蔵庫の常備品であること。「常備品」とは、食べたいから買うのではなく、常に切らさず冷蔵庫にあるもの。
次に利用範囲がとても広いこと。生で、茹でて、焼いて、蒸して…さまざまな料理に使われ、どんな食材とも合わせられて、万能食材です。また「たまご」は完全栄養食と言われるほど栄養が豊富に含まれています。
組合員交流
「菜の花エッグ」はパルシステムグループで開催される「産直連続講座」に積極的に参加し、各地で講座を開いています。また、パルシステム千葉ではセンター祭などに出店し、組合員との交流を大切にしています。
21年度はパルシステム千葉主催の公開確認会(※)も行われました。監査品目は「産直たまご(白玉)」。おいしい産直たまごに必要な「よい鶏」「よいエサ」「よい管理」をモットーに飼育にあたってきた産地の飼育環境・基準・管理などについて説明を受け、産地の実践内容を確認しました。NON-GMOの飼料で適切に飼育されていること、鶏糞から堆肥加工の流れの地域と連携した取り組みなど安全な食への取り組みを徹底していることに、参加者からは高い関心が寄せられました。
※「公開確認会」は、産直産地の農畜産物の栽培・生産方法や安全性への取り組みを、組合員が直接確認するパルシステム独自の取り組みです。
菜の花エッグの生産物・加工品
- 産直たまご(白玉)
- 産直鶏ガラスープ(卵を産み終えた親鶏使用)
- 産直たまごのふわふわスープ
- 産直たまごと牛乳のマフィン